春場所で8場所ぶり4度目の優勝を飾った横綱・鶴竜(32)=井筒=が26日、大阪市内で一夜明け会見を行い、年寄名跡の襲名に必要な日本国籍の取得を検討していることを初めて言及した。「今の気持ちは半分半分じゃないですか。親方になるというのは簡単ではない。できるかどうかを見極めて判断していきたい」と引退後も日本相撲協会に残る気持ちが芽生えてきたことを明かした。

 春場所は7日目に右手の指を再び痛めたが「まわしを取らないでも勝ってみせる」という執念で賜杯を手にした。「内容的には先場所の方が良かった。でも(先場所の)15日間で、今場所のペース配分ができた。これからも進化して強くなれるように努力したい」と前を向いた。

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