第９０回記念選抜高校野球大会初日の２３日は１回戦３試合。開会式直後の第１試合は、聖光学院（福島）と東筑（福岡）が対戦。
九回に決勝点を挙げた聖光が５−３で粘る東筑に競り勝ち、今大会の開幕戦を制した。

○聖光学院（福島）５−３東筑（福岡）●

同点の聖光は九回、９番・高坂の左前安打を足がかりに１死二、三塁として、２番・横堀のスクイズが決まって勝ち越し、東筑内野陣の
乱れに乗じて二走・田野も生還して突き放した。２点を追う東筑は九回１死一、二塁と粘ったが後続を断たれ、万事休した。

聖光は初回、５番・須田の左前適時打で先制。その裏、東筑は３番・和久田と５番・藤原の適時打で逆転に成功。両チームとも
積極的な打撃で点を取り合う展開となった。

東筑はエース石田が九回途中まで投げる踏ん張りを見せたが、九回の守備の乱れに泣いた。対する聖光は、上石、衞藤、高坂の
３投手の継投が決まり、終盤、東筑打線に的を絞らせなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180323-00000040-mai-base