0001サイカイへのショートカット ★
2018/03/18(日) 05:14:25.56ID:CAP_USER93/18(日) 5:00配信 サンケイスポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180318-00000501-sanspo-base
堂々と投げ込む石田。開幕投手に指名したラミレス監督の信頼に、すぐに応えた (撮影・山下香)
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20180318-00000501-sanspo-000-view.jpg
(オープン戦、オリックス3−1DeNA、17日、京セラ)DeNAの石田健大投手(25)が17日、オリックスとのオープン戦(京セラ)に先発して5回2安打無失点、5三振を奪う満点投球。
試合前に30日のヤクルトとの開幕戦(横浜)の先発を任せることを発表したアレックス・ラミレス監督(43)の信頼に応えた。
石田は昨季に続く開幕投手で、球団では三浦大輔(2004−07年)以来の2年連続となる大役を担う。試合はオリックスが3−1で勝った。
大役の指名を受けて初めて上がったマウンドでも、石田は落ち着いていた。二回、先頭のマレーロに四球を与えたが、小谷野を一直で併殺に。T−岡田には直球でファウルを打たせて追い込み、最後はスライダーで左飛に封じた。
四、五回と走者を許しながら、いずれも最後は空振り三振。5回83球で2安打無失点と“満点回答”で応えた。
「久々の本拠地での開幕戦に投げさせてもらえるうれしさと、絶対勝ちたい気持ちがある。その試合に向け、しっかり調整していきたい」。
登板後は3月30日のヤクルト戦を照準に、頼もしい言葉を口にした。
『番長』こと三浦大輔氏以来となる2年連続の開幕投手。2011年以来、実に7年ぶりの本拠地での開幕戦へ、思いは高まる。
大役は“ドッキリ演出”で告げられた。大阪への移動日だった15日夜、投手コーチ2人に呼び出されて投球ビデオを見た後、いざなわれた先は監督室。
現れたラミレス監督に「今年もお前で行く」と手を差し出された。握手した後は、高級鉄板焼き店に場所を移し、神戸牛やあわびに舌鼓。和やかな雰囲気の中、「エース」として期待の言葉を受けた。
「彼は最初、前回登板(10日、日本ハム戦)で3本塁打されたことを怒られると思ったみたいだ」と、指揮官は“ドッキリ”成功にニンマリ。
人選は最後まで悩んだというが、昨季石田が盲腸を薬で散らしながら奮闘した姿や、自分のスタイルを貫く冷静さも信頼のポイントだったといい、「必ずや10勝以上を挙げ、優勝に導いてくれると思う」と熱を込めた。
先発陣は、今永、ウィーランド、浜口と昨季計31勝を挙げた柱たちが身体に異変を訴え、そろって開幕ピンチの危機的状況。
25歳の左腕には、若い投手陣を率いるリーダーシップも期待されている。「背中を見せながら、私生活でもどしっとした人でありたい」と石田。
熱狂とともに開幕するハマスタのマウンドから、決意のシーズンへ踏み出す。