香川照之、50代で高校生役に意欲? 爆笑会見でドラマ『スニッファー』
https://www.oricon.co.jp/news/2107349/full/
https://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20180312/2107349_201803120843754001520843359c.jpg
https://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20180312/2107349_201803120843833001520843359c.jpg

 俳優の阿部寛(53)と香川照之(52)が12日、東京・渋谷のNHKで行われた、総合テレビの特集ドラマ『スニファー 嗅覚捜査官 スペシャル』(21日 後10:00)の試写会に出席した。
香川は「佐藤健が28歳で高校生、限界ですと言っていたがいまこそ、高校生役をオファーしていただいたらぜひやってみたい。スニッファー3でぜひ」などとしばしば脱線しながら、巧みなトーク術で会見を盛り上げた。

 「前代未聞の高校生役をやってみたい」と言い出した香川に、阿部も「『坂の上の雲』(2009年から11年にかけて放送されたNHKのドラマ)でやりましたよね。
香川さんが14歳(の正岡子規)、僕は18歳(の秋山好古)を演じた」と乗っかり、大爆笑。

 実は、「佐藤健」の話が出る前には、「前回(2016年10月より放送された連続ドラマ)では4Kカメラで撮って、照明にとにかく時間がかかった覚えがある。
それから1年も経たないうちに続編で、今度は8Kで撮るって、実験番組か。今回もカメラが主役で、カメラの調整で待たされて、わがままな女優みたいだった。
そんな(高性能な)カメラで50代の男のしわを撮ってどうするんですか。このまま64Kくらいまでいっちゃうんですか? もう出ませんよ」とまくしたてていたのだ。

 勢いで「(NHKの番組には)もう出ない」と言ってしまった後には、「Eテレは出ますよ」と自らフォロー。2年前からEテレで不定期に放送されている『香川照之の昆虫すごいぜ!』にカマキリ先生として出演しており、大の昆虫好きである香川にとっては趣味と実益を兼ねた番組で、評判もすこぶる良い。

 “昆活マイスター”(特別展「昆虫」オフィシャルサポーター)にも抜てきされるほどの香川だが、『スニッファー』では、“婚活中”の刑事・小向達郎を熱演。阿部が演じる超人的な嗅覚を持つ主人公・華岡信一郎と、死体が花びらで彩られた謎の連続殺人事件を追う過程で小向自身が犯人にとらわれてしまう。

 阿部は「前回はウクライナのドラマ原作ということもあって、オリジナルに寄せようと迷いながらやっていましたが、今回はストーリーもオリジナルということで吹っ切れて役を作りました。8Kということで時間はかかりましたけど、よりいいものができると信じて現場で頑張りました」と話していた。