3/12(月) 16:32配信
 ◇平昌冬季パラリンピック 男子スノーボードクロスLL2(下肢障害)(2018年3月12日)

 平昌冬季パラリンピック第4日の12日、男子スノーボードクロスLL2(下肢障害)が行われ、世界ランキング1位タイの成田緑夢(ぐりむ・24=近畿医療専門学校)が銅メダルを獲得した。

 成田は予選1回目で58秒21の好タイムをマーク。2回目は棄権したが、他の選手がこのタイムを上回ることができなかったため予選1位通過となった。

 2選手による対戦形式となる決勝トーナメントではキム・ユンホ(韓国)を下し、続く準々決勝もジョン・レスリーを圧倒。ところが、準決勝では序盤から先行するも転倒し、キース・ゲーベル(米国)に敗れた。

 3位決定戦では、エバン・ストロング(米国)を破って銅メダルを獲得した。

 なお、成田はバンクドスラロームでも金メダル候補として名前が挙がる実力を持っている。

 ◆成田緑夢(なりた・ぐりむ)1994年(平6)2月1日生まれ、大阪市出身の24歳。2014年、フリースタイルスキーの練習中の事故で左足に障がいを負う。15年にパラ陸上を始め、パラスノーボードは16年に国際大会初出場。8歳上の兄・童夢(どうむ)、6歳上の姉・夢露(めろ)はともに06年トリノ五輪に出場。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180312-00000124-spnannex-spo