ロイヤルズからフリーエージェント(FA)となっていたマイク・ムスタカス内野手が、古巣ロイヤルズと1年契約の合意に至った。米「Yahooスポーツ」のジェフ・パッサン記者ら複数の米メディアが報じている。

 冷え切ったFA市場は、29歳三塁手には味方しなかった。複数の報道を総合すると、ムスタカスはロイヤルズと1年550万ドル(約5億8700万円)+出来高という契約を結んだ。

 だが、ムスタカスの昨季年俸は870万ドル(約9億2800万円)で100万ドル減。さらに、ムスタカスは昨季終了後にロイヤルズから提示された1年1740万ドル(約18億5700万円)のクオリファイングオファー(QO)を断り、FAになることを選んでいた。もちろん、ムスタカスは複数年の大型契約を結べると見込んでいたが、史上屈指の冷え込みを見せているFA市場に加え、QOを断ってFAになった選手と契約する場合、移籍先の球団はドラフト指名権と海外選手との契約金枠を失う規定も妨げとなり、希望通りの展開とはならなかったようだ。

 昨季は148試合に出場し、打率.272、自己最多38本塁打&85打点という活躍を見せた29歳。今季再び好成績を残して、次回こそは希望通りの契約を勝ち取りたいところだ。

Full-Count編集部
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