「喝!」でおなじみのご意見番・張本勲氏(77)のあまりに自由過ぎる発言にTBS関係者が頭を抱えた。
4日、TBS系「サンデーモーニング」で張本氏は稲葉篤紀監督(45)率いる侍ジャパンとオーストラリア代表の強化試合「ENEOS 侍ジャパンシリーズ 2018」を「邪道」と切り捨てると「何のためにこの時期に試合をやるのか、よく分からない。興行が成功しているからって…。
すぐに大事なペナントレースですよ。疲れるし、苦しめるようなスケジュールは組んでもらいたくない」と述べた。

選手の疲れによる悪影響を指摘するなど選手の立場に立った正論ではあったが、この日の第2戦(京セラドーム)の中継局は当のTBS。
中継番組のスポンサーからすれば「冗談じゃない」と言いたくなる発言とあって、同局関係者は「決して炎上マーケティングではない。
(サンデーモーニングの)担当者には伝えてあるハズなんだけど…」と意図的なものではなく、あくまで張本氏の“独断による発言”という。

そんな張本氏に対し、侍ジャパン関係者は「東京五輪での金メダルを目指す上で、新戦力の発掘などこの時期にしかできないことがある。それを分かってほしい」。
実際に今回の合宿と試合で稲葉監督から直接「五輪金」の目標を伝えられることで、そこまで現実味のなかった五輪を身近に感じられるようになったと意義を感じている選手も多い。

張本氏の発言はこれまでも物議を醸しているが…。
その“口に戸を立てる”ことは誰にもできないようだ。

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