0001Egg ★
2018/03/03(土) 06:20:25.28ID:CAP_USER9ネリに制裁が与えられる可能性が高まった。前王者は、山中との再戦で圧倒的な体重差の有利を持ったまま勝利。前日計量終了の時点ではファイトマネーは勝者に全額支払われる予定だったが、WBCは前払い分を除き、大半が残る未払い分の支払いを止めるよう指示した。
ネリは前日計量で制限体重の53・5キロを2・3キロも超過。2時間後に行われた2度目も1・3キロ超過で王座を剥奪された。リミット58キロの当日計量は57・5キロとし「体はもう作った。あとは試合を待つだけだ」とチーズケーキを片手に無礼な態度に終始。試合で59・2キロだった山中に対し、ネリは60・1キロと約1キロのアドバンテージを得た。限界まで減量していない分、体力面でも有利となり、両者の動きの差は明白だった。
昨夏に山中から王座を奪取後はドーピング問題、今回の試合2日前のメキシコ製グラブの拒否など騒動を連発。本田会長は試合後に「ルールで縛らないと反省しない。今回の件でWBC、JBC(日本ボクシングコミッション)も動いてくれると思う」と願っていた。
近年は世界戦での体重超過が目立つ。JBCの安河内剛事務局長は、王座剥奪が以前より軽いペナルティーと捉えられているとみる。団体も増え、階級を変更すればすぐ世界戦のチャンスが訪れることが、この状況を招いていると指摘。「(各団体と)連絡を取りルール策定を提案していく」と話した。
本田会長によると、クリーンな印象の強い日本の会場で観客のブーイングが鳴りやまなかったことを、WBC関係者が驚いていたという。引退を決断した山中も「ボクシング界全体で厳しくしてほしい」と思いを伝えていた。山中は一夜明けたこの日、所属ジムに電話で感謝を伝えるなど静養に専念。神の左が正々堂々とした姿勢を貫いたことが、未来につながるかもしれない。(浜田 洋平)
3/3(土) 6:05配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180303-00000000-sph-fight