斎藤健農林水産相は2日の閣議後会見で、
「日本から流出した品種をもとに韓国で交配されたものが主だ」と指摘。

 農水省によると、韓国では2012年までイチゴが品種保護の対象外だった。
その間に無断で持ち込まれたほか、契約で認めた生産者以外に栽培されたものもあり、
日本の品種が広まった。今はその品種を交配したものが主流だ。

 日本と韓国は、アジア各国へのイチゴ輸出でも競合。
農水省は日本の輸出機会の損失は最大で年40億円以上と推計している。

品種登録は国ごとに手続きが必要だが、栽培差し止めなどの対抗手段がとれるため、
農水省は16年度から補助金を出して品種開発者を支援。
斎藤農水相は「対策を講じていく必要性を改めて認識した」と話した。

・以下ソースへ: 朝日 3月2日19時56分
https://www.asahi.com/articles/ASL324Q0QL32ULFA00R.html