ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケート、女子シングルで金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手に日本の秋田犬が贈られることになり、ザギトワ選手は「うれしいニュースです」と喜びを語りました。

ロシアの首都モスクワでは1日、ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケートに出場した選手たちの報告会が開かれ、ザギトワ選手も参加しました。

この中で、ザギトワ選手は、オリンピック閉幕後、金メダルを獲得した記念に秋田犬を贈呈したいという意向が、秋田県や秋田犬の保存会などから相次いで示されていることについて問われると、「秋田犬が私のもとに来てくれるとしたらうれしいニュースです」と喜びを語りました。

15歳のザギトワ選手は、大会前、日本の新潟で調整を行っていたとき、雑誌に掲載されていた秋田犬の写真を見て気に入り、オリンピックで好成績が出せたらご褒美として飼うよう、両親に頼んでいました。

報告会のあとザギトワ選手は、日本からメスの秋田犬を贈呈すると連絡があったことを明らかにし、「名前はこれから考えます。時間を見つけて、一緒に散歩したい」と満面の笑顔で語りました。そして、日本語で「ありがとう」と答えていました。


3月1日 19時19分
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