相撲協会が、最後の最後に頼ることになりそうなのがマツコ・デラックス(45)だという。

この地に落ちた相撲人気を復活させようと、相撲協会が悩んだ末に白羽の矢を立てたのがマツコ。そもそもマツコは、生まれ変わったら絶対に角界に入ると公言しているほどの相撲ファン。
すでにテレビ界では“困った時のマツコ頼み”の格言が流行るほどの人気者なのだ。
 「番組視聴率を取るためにはマツコをキャスティングすることが一番だと言われているんです。その支持層は、老若男女を問わず全層に広がっている。もはや知名度は全国区。
あの明石家さんまやタモリも敵わない。人気バロメーターの潜在視聴率(タレントが持っている視聴率)もさんまが8.5%、タモリが8.9%なのに対し、最新調査で10.5%もあった」(CM制作会社プロデューサー)

 このマツコ人気に、まんまとあやかろうとしているのが相撲界というわけだ。
 「協会は予算3億円を計上したそうです。大手広告代理店のプランナーに依頼し、マツコのキャスティングをお願いしているそうで、出演料はなんと1億円。
CM案ですが、なんでもフンドシと髷を結い、力士そのものに扮装したマツコが町中に現れて、一般人と絡むという構成とか。すべて隠しカメラでコンビニに買い物に行ったり、釣りをしたり…。
市民とマツコが触れ合う中で相撲のよさや、歴史などをもう一度、国民にアピールしていく内容なんです」(芸能事情通)

 実は、マツコは実際に大銀杏を結い、力士姿を披露している。
 「昨年9月に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で力士に変身しているんです。だから拒否感はないようですよ。すでにマツコは四股を踏む練習も始めているそうです」(テレビ関係者)

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