00013倍理論 ★
2018/02/28(水) 16:59:01.10ID:CAP_USER9森保ジャパンは誕生してまだ日は浅い。それでも指揮官は選手の確実な成長を肌で感じている。
「今大会では、いろいろな選手を見させてもらって実戦の中で見ていけた。この年代の選手を把握することができてよかった。結果はまだまだ、もっとクオリティーを上げていかないといけないが、選手の成長はあったと思う。1月2日の合宿から始まって大阪で戦った大学選抜との練習試合のころと比べたら選手はかなり成長している。最後(決勝)まで戦えるような力を付けさせたい」
森保監督は決勝までの6試合を戦って、戦術を浸透させたかった。2試合少ない結果に終わったが強化試合は今後、たくさん組まれている。これからが本当の勝負になるだろう。
2003年。J1仙台の番記者だったころ、森保監督を取材した。まだ現役の選手だった。このシーズン、仙台は最終戦となったアウェー大分戦に引き分けてJ2降格が決まった。そして、ボランチだったMF森保はチームから戦力外通告を受けた。森保監督の現役最終年が仙台だった。
15年前の取材ノートをひもとくと、森保監督を取材した懐かしい文字が目についた。現役引退を発表し、広島で指導者になる決意をしたころで当時、こんなことを言っていた。
「広島で指導者になります。仙台と広島、どちらで指導者になるか迷いましたが、いろいろな人に相談して、広島で、ということに決めました。将来は監督を目指します。そして日本代表監督になりたい」
その後、J1広島などでコーチ、監督を歴任。監督としてリーグ優勝3度と、その実績は輝かしいものだった。まだ広島で森保コーチだったころにプレーし、J1浦和に移籍した選手がたくさんいる。DF槙野、DF森脇、MF柏木ら。ある選手は「サッカーに対して妥協しない。それでいて私生活では兄貴分。最高の監督でしょう」と証言した。
森保監督は、アンダー世代ながら日本代表監督に就任した。15年前に打ち出した夢の実現も到達可能なところまできた。その人柄が選手を本気にさせ、選手から慕われる。森保監督の飛躍を信じて止まない。(宇賀神隆)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20180227/jpn18022718100002-n2.html