メダル争いでは、ノルウェーが39個(金14、銀14、銅11)を獲得し、2010年バンクーバー五輪で米国がつくった1大会の総メダル獲得記録(37個)を上回った。また、自国開催の1994年リレハンメル、前回14年ソチ両五輪で獲得した26個を上回り、同国の冬季史上最多数となった。12個の金メダルを獲得するなどした雪上競技で強さを発揮した。

 ドイツはノルウェーと同じ金14をはじめとする31個(銀10、銅7)。伝統的に強いそり競技に加え、スキー競技にも強かった。

 米国は総獲得メダル数が23個(金9、銀8、銅6)となり、前回の28個を下回った。スノーボードのハーフパイプとスロープスタイルの男女でXゲームで戦う選手が金メダルを獲得したが、期待されたフィギュアスケート男子ではメダルを逃した。

 ロシアからの五輪選手(OAR)は金メダルがフィギュアスケート女子とアイスホッケー男子にとどまり、計17個(金2、銀6、銅9)。自国開催だった前回のソチ五輪のロシアの獲得数から大幅に減らした。【福田智沙】

2/25(日) 22:42配信 毎日新聞
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