00013倍理論 ★
2018/02/21(水) 13:28:30.57ID:CAP_USER9そこで今回は、今シーズン中に達成することが期待されるJ1の大記録を見ていこう。
1. 大久保嘉人の「200得点」
J1通算200ゴールに迫ろうとしているのが、この冬川崎フロンターレに復帰した大久保嘉人だ。
大久保のJ1での通算成績は399試合179得点。
これまで3万2246分プレーし、1047本のシュートを放ち、1試合平均0.449得点をマークしてきた。
J1通算179得点は歴代最多だが、仮に今季のリーグ戦で21ゴールをあげれば前人未到の200ゴール達成となる。
J1における大久保のキャリアハイは26得点で、2015年には23ゴールをマーク。
大久保のいない間に川崎は戦力アップしており、以前ほど出場機会を得ることはできないかもしれないが、その実力を考えると21得点というのは十分可能性のある数字だ。
なお、J1における通算得点ランキンングで2位につけるのは、161得点をマークしている名古屋グランパスの佐藤寿人。
2. 中澤佑二の「600試合出場」
J1の通算最多出場記録を持つのは、名古屋グランパスGK楢崎正剛。
631試合出場は突出しているが、その記録を追っているのが今シーズンから横浜F・マリノスのキャプテンに再就任した中澤佑二だ。
中澤のJ1デビューはヴェルディ川崎時代の1999年3月13日(土)。
等々力陸上競技場で行われたセレッソ大阪戦、本並健治や北澤豪、西ヶ谷隆之、高木琢也ら経験ある選手に混じって先発出場を果たした。
以降、中澤はJ1で571試合に出場し、計5万1679分間プレー。仮に今シーズンで29試合に出場すれば600試合の大台に達し、これはフィールドプレーヤーとしては初の快挙になる。
なお、中澤と言えばこれまで4シーズン連続で「全試合フル出場」を継続中。その記録は153となっているが、こちらもフィールドプレーヤーとしての最長記録である。
3. 遠藤保仁の「600試合出場」
今シーズン中に600試合出場を達成する可能性があるのは中澤だけではない。
中澤との差わずかに3試合、J1で568試合プレーした遠藤保仁もその候補だ。
遠藤のJ1デビューは中澤より1年早い1998年。
横浜フリューゲルス時代、高卒一年目ながら横浜マリノスとの開幕戦に先発出場し、チームの勝利に貢献した。
以降、大きな怪我もなくプロ生活を20年間送ってきた遠藤だが、中澤よりデビューが早いにもかかわらずなぜ試合数が少ないかと言えば、2013年にJ2を経験しているからだ(この年、J2で33試合に出場)。
レヴィー・クルピが新監督に就任し、起用方法は本日も「分からない」と話すが、今季31試合に出場し「600試合」の大台に乗せることはできるだろうか?
4. 鹿島アントラーズの「500勝」
常勝軍団、鹿島アントラーズ。
J1で積み重ねた勝利数はどのチームより多いが、通算500勝が間近に迫っている。
J1における鹿島の通算成績は475勝114分261敗。
勝利数の内訳は90分以内での勝利が433、延長戦での勝利が33、PK戦での勝利が9。全850試合での勝率は55.88%となっている。
J1での勝利数は鹿島がトップであり、仮に今季25勝をマークすると前人未到のJ1通算500勝を記録することになる(2位は横浜FMの416勝)。
J1における1チームの最多勝利記録は23(2017年の鹿島、2016年の浦和、2015年の広島)であり、25勝は簡単なことではないが…。
ちなみに、鹿島は現在J1で通算1481得点。唯一の1500得点まであと19得点と迫ってもいる。
5. ジュビロ磐田、ヤマハスタジアムでの「200勝」
ホームスタジアムでの勝利は格別だ。
現在ホームスタジアムで最も勝利しているのは鹿島アントラーズで、カシマスタジアムでの253勝。
ジュビロ磐田は今季、ヤマハスタジアムでのJ1通算200勝に達する可能性がある。
磐田はヤマハスタジアムにおいてこれまでJ1で326試合を戦い、その成績は189勝43分94敗。史上2クラブ目となる200勝まであと11勝と迫っている。
ホームゲームは17試合あるが、磐田は昨季うち8試合で勝利。通算200勝を達成するには、白星の数をもう少し伸ばす必要がある。
ちなみに、磐田のJ1におけるホームでの勝利数は3位。2位につけるのはガンバ大阪の190勝だが、すでに万博記念競技場はホーム扱いから外れている。
4位の清水エスパルスも178勝と200勝に迫っているが、達成は来シーズン以降になる。
http://qoly.jp/2018/02/20/j1-records-which-may-be-set-in-2018-kwm-1?part=5