2/20(火) 20:03配信
 平昌五輪第12日(20日、アルペンシア・ジャンプセンター)ノルディックスキー複合個人ラージヒルの前半飛躍(HS142メートル)で、ノーマルヒルで2大会連続銀メダルの渡部暁斗(29)=北野建設=は134メートルの138・9点で1位。2位のヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)に1秒差をつけて後半距離(10キロ)に臨む。山元豪(23)=ダイチ=は127・5メートルの124・5点で8位、永井秀昭(34)=岐阜日野自動車=は134メートルの121点で13位、渡部善斗(26)=北野建設=は121メートルの110・6点で20位だった。

 渡部暁は個人ノーマルヒル2連覇で4位のエリック・フレンツェル(ドイツ)に24秒差をつけて後半距離をスタートする。日本勢がメダルを獲得すれば、1998年長野五輪を1つ上回り、11個で冬季最多となる。

 渡部暁は今大会、個人ノーマルヒルの後半距離(10キロ)で、自身より8秒遅く出たフレンツェルに最後で引き離され、4秒8差をつけられ銀メダルに終わった。またワールドカップ(W杯)では今季初優勝した個人第2戦は前半飛躍のHSが平昌と同じ142メートルの台で行われ、ヤン・シュミット(ノルウェー)に36秒、ヨハネス・ルゼック(ドイツ)に50秒、フレンツェルとファビアン・リースレ(ドイツ)には1分20秒以上の差をつけてトップに立ち、逃げ切っている。

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