武藤敬司が両ヒザに人工関節 手術後復帰明言も「月面水爆」禁止
2/19(月) 17:14配信

武藤敬司(55)が19日、3月末に両ヒザに人工関節を入れる手術を行うことを発表した。

会見で「プロレス生活における一大決心をしまして。3月末に両ヒザを手術することになりました。
人工関節を入れることにしまして」と報告した武藤。続けて「今までも考えていたことではあるんですけど、
『人工関節にしたらプロレスができない』と言われていた。ただ去年の末にある先生と出会いまして、
人工関節にしてもプロレスができると言っていただいた」と経緯を説明した。

かねて両ヒザの故障に悩まされてきた。日常生活でも歩行に苦痛を伴うほどで、
お笑い芸人・神奈月のモノマネでもたびたびネタにされたため、
「武藤はヒザが痛い」という事実はプロレス界を超えて広く知られている。

手術は3月末に都内で行われ、約2〜3週間入院する予定。復帰時期は未定で、年内は全休が濃厚だ。
化身のグレート・ムタが3月25日のDDT・両国大会に参戦するが、
武藤自身はW―1の3月14日の後楽園大会(8人タッグ戦)を最後に長期欠場に入る。

復帰への思いは強く「プロレスを続けたいがための選択。俺が憧れた仮面ライダーも改造人間。
俺は仮面ライダーに一歩近づいたんじゃないか。仮面ライダーのごとく帰ってきたい」と話し、
引退をキッパリ否定。

さらに「必ず(リングに)帰って試合をするつもりなんですが、一つ(復帰する)条件がある。
やったらダメな技に一つあるのが、ムーンサルトプレス。復帰してもムーンサルトはできません。
なので3月14日には、俺のプロレス生活最後のムーンサルトを披露したいと思ってます」と、
両ヒザに負担のかかる、自身の代名詞「月面水爆」に後楽園決戦で最後の別れを告げることも明かした。

プロレス界ではビッグバン・ベイダーらが人工関節にして復帰を果たしており、
同じくヒザに負担のかかるバスケットボール選手やスキー選手も同様の手術後に競技復帰しているケースもある。
55歳を迎えた武藤が、再びリングに立つために大きな決断を下した。

2/19(月) 17:14配信 東スポWeb
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00000044-tospoweb-fight
両ヒザの手術を発表した武藤敬司
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