ルールがどうのこうの言う以前に、囲碁界そのものがヌルすぎるんだよ。危機感がない。

1. そもそも「プロ」の基準が違いすぎる。
  将棋はまず奨励会に入会し、会員同士が熾烈な競争をした上で、最終的にほんの一握りの者しかプロになれない。
  一方、囲碁は試験に合格すればプロとして認定される。将棋で言えば奨励会に入ればプロとして認められるようなもん。
2. 将棋には順位戦があり、勝てば収入もどんどん増える一方、負ければランクが下がって最終的に引退しなければならなくなる。
  囲碁は一度プロになれば、生涯身分は保障される。引退するかどうかを決めるのは本人だけ。
3. そもそもの元締めである団体が、将棋は日本将棋連盟で一枚岩となっているのに対し、
  囲碁は日本棋院と関西棋院に分裂している。

去年、97歳の囲碁棋士が亡くなったことがニュースになったけど、そんな年齢の人が現役でやってる世界なんて変じゃね?