スノーボード女子の優勝候補が、アルペンスキーで番狂わせを演じた。史上初めて両方の代表として出場したチェコのレデツカが、女子スーパー大回転で金メダル。五輪の新たな歴史をつくった。

 スノーボードのパラレル大回転では2017年世界選手権で優勝するなど表彰台の常連だが、アルペンW杯では7位が最高だった。この日のスタートはW杯上位の選手が滑り終えた26番目。序盤にややターンが乱れて遅れながらも、最後までスピードに乗って攻め続けた。ゴール後は1位を示す画面を見つめたまま、口を開けて放心状態。「機械のミスだろうって。少し待ったら直るかなと思っていたの」。間違いでないと知り、喜びと驚きで自分の頭を抱えた。

 2歳でスキー、5歳でスノーボードを始め、幼い頃から両方の種目で才能を発揮した。コーチに競技を絞るよう勧められたこともあったが、貫いた「二刀流」。ほぼ同じ割合で練習をこなし、「どちらも坂を下るのは同じだから」。

 メダリストの記者会見にゴーグルを着けたまま出席。優勝など想定せず、メークをしていないからだと明かした。「まだ信じられない気持ち。こんなことがあるなんて」。レンズの奥の目が笑っているのが分かった。(時事)(2018/02/17-17:21)

https://www.jiji.com/jc/pyeongchang2018?s=news&;k=2018021700481

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