ホワイトが謝罪、セクハラ疑惑を「ゴシップ」と切り捨て
2018年2月15日 18:02 発信地:平昌/韓国
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平昌冬季五輪、スノーボード男子ハーフパイプ決勝。金メダル獲得を喜ぶショーン・ホワイト(2018年2月14日撮影)。(c)AFP PHOTO / Martin BUREAU
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【2月15日 AFP】平昌冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプで自身3個目の五輪金メダルに輝いたショーン・ホワイト(Shaun White、米国)が14日、競技後に行われた記者会見で過去のセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)疑惑を「ゴシップ」と一蹴したことについて謝罪した。

現在31歳のホワイトは、自身のバンド「Bad Things」でドラマーを務めていた女性との示談について質問されると「率直に言えば、私はゴシップについてではなく、五輪について話すためにここにいるんだ」と答え、米メディアから批判を受けた。

さらに、米オリンピック委員会(US Olympic Committee、USOC)の記者会見で、ホワイトは男性記者からの問いかけにしか応じず、質問を無視された米紙USAトゥデー(USA Today)の著名スポーツライター、クリスティン・ブレナン(Christine Brennan)氏は、記者会見について「不愉快だった」と話している。

しかしながら、記者会見の後に米NBCテレビのニュース番組「トゥデイ(Today)」に出演したホワイトは「今日の世界で繊細に扱われている話題に関し、不適切な言葉の選択だった」と述べ、自身の「ゴシップ発言」を謝罪した。「本当に申し訳なく思っている。きょうという素晴らしい一日と自分が経験したことを共有したいというのだけで頭がいっぱいだった」

米国内の報道によると、ホワイトは2016年8月、元ドラマーの女性に対してみだらな動画やテキストメッセージを送ったり、下品な発言をしたりするなど、繰り返し性的嫌がらせに及んだとして、訴訟を起こされていたという。(c)AFP