二ノ宮調教師の勇退発表は多くの関係者に衝撃を与えた。エルコンドルパサーの主戦だった蛯名騎手は、
「当時そういう挑戦は無謀で、“日本馬でここまでやれるんだ”ということを教えてくれた。
いろいろな経験をさせてもらった。(勇退は)寂しい、しかないですね…」と振り返り、
「恩返しできなかったことがたくさんあるけど、今まで教えられたものを自分たちが
伝えていかなければいけないと思う」と決意を新たにしていた。

また、二ノ宮師の管理馬でGI2勝を含む105勝を挙げた柴田善騎手も
「とにかく馬に対してすごく一生懸命な人。自分に厳しくて妥協しない人だったけど、
俺には甘かった。感謝しかないですよ」と寂しそうな表情を浮かべていた。

http://race.sanspo.com/keiba/news/20180214/etc18021405020005-n1.html