>>15
> 執筆者に入るのはありえない
> この手の協力者は謝辞だろ

科学論文の共著者数は年々増える傾向にあるといわれますが、好き勝手にどこまでも増やしていいわけではありません
論文の基になった研究に一定以上の貢献をした人を共著者とするのが一般的な基準です
第一著者になるのは通常、もっとも重要な知的貢献―研究デザインの構築、実験データの解釈と分析、論文原稿の執筆を行なった人です
第一著者の名前で論文の引用を行うという慣例に反映されますし、研究費の獲得、昇進や雇用のために第一著者での論文発表が重要です
第一著者の後に続く著者名は、研究への貢献により決まるのが普通で、一番寄与が大きい人から、一番寄与が小さい人へと並びます

重要な貢献と判断するために次のような目安があります

Was the person “in the room?”(研究の現場にいたか)

Did the person run the experiment?(実際に実験を行ったか)

Would the results have been different without this person?(その人がいなければ結果が変わっていたか)

Did the person build the experimental infrastructure?(実験のインフラを作ったか)

Did the person provide editorial services?(文章の校閲を行ったか)

>巽好幸センター長は「滝沢さんの岩石がなければ、分析ができなかった。彼のおかげでちゃんとした論文が書けた」とコメント
今回の場合、滝沢氏の貢献は充分に執筆者として掲載されるに値します