https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180207/spo1802070005-n1.html
ジャマイカに契約の概念ある!? ラトビア製そりと“不倫”で下町ボブスレーが
法的措置へ

「ジャマイカチームとは必死に夢を追い掛けてきた。6年間、
中小企業の仲間が力を合わせてきた。まだあきらめていない」

細貝淳一ゼネラルマネジャーは目を潤ませながら訴えた。
同プロジェクトのボブスレー開発にかける情熱と苦労は、2014年3月に
NHKBSプレミアムで実話をもとにテレビドラマ化されたこともある。

推進委は提供したそりで五輪に参戦する契約をジャマイカ連盟と締結しており、
使わなかった場合の違約金は「そり1台あたりの開発費と輸送費の合計金額の
4倍、6800万円」と規定があるという。今後も交渉は続けるが、実際に使用
が確認できなかった場合は損害賠償請求などの法的措置を取る方針。

 既に推進委のメンバーが平昌入りし、ジャマイカのチームに整備を申し出たが、
「(下町ボブスレーは)われわれのそりではない」と拒否されたという。
「悲しい。なんで約束していることがこんなに簡単にひっくり返されてしまう
のか。怒りはとうになくなっている。怒ったところで解決しない」
と細貝ゼネラルマネジャー。

 少しでも有利な用具を使いたいのも人情だろうが、ジャマイカチームには
契約という概念があるのだろうか。

https://www.nikkansports.com/general/news/201802060000151.html
下町ボブスレー、そり未使用でジャマイカに法的措置 最大2億7200万円

ジャマイカのボブスレー・スケルトン連盟に損害賠償請求の法的措置を取ること
を表明した。契約解除および損害賠償として1台につき6800万円を請求。
ジャマイカ側にはすでに4台提供しており、最大2億7200万円にのぼる可能性
がある。