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FAQよくある質問集 下町ボブスレーQ&A

・開発で苦労したことは?

設計図完成から実機完成まで1カ月あまりの短期間だったことです。
ただ大田区の町工場はいつも超短納期で高精度の部品加工を任されているので、
普段通りの仕事ともいえます。

・開発にはどれくらい費用がかかったの?

1500万円を超えています。参加企業が無償提供している部分も多いので、
実際にはもっとかかっています。

―開発にはどれくらい費用がかかったの?
約1800万円です。参加企業が無償提供している部分も多いので、
実際にはもっとかかっています。

―ボブスレーに必要な技術は、大田区の町工場に「揃っていた」ということ?

ボブスレーそりの構造は自動車などに比べて単純であります。
単純なだけ基盤技術である加工・溶接・板金・ばねなどの精度やモノづくりを
熟知した組み合わせ技術が必要となります。大田区は日本の製造業の縮図
と言われ、技術の集積があるのが強みです。

―下町ボブスレーはなぜ速いのか

素材や作りの良さはあるが、選手の意見に合わせて調整ができるようになった
のが要因としては一番大きいといえます。

―世界のボブスレー開発競争について。名だたる企業について。

ドイツはBMW、イタリアはフェラーリ、アメリカはBMW、
イギリスはマクラレーンです。

―すでに試作品が完成。その特徴やこだわりについて。

フレーム部品を10日間という短納期製作にもかかわらず、
1回で組みあがったことが特徴です。

―全くの初の試み。開発はどのように行われた?苦労した点は?
・開発は現行のソリの構造を確認し解析することから始まった。
・製作に関しては、今までの仕事の延長線上にあるため、
特に苦労はありませんでした。

―これからソチ五輪まで費用はいくらかかるのか
長野との往復や海外遠征など、そりの完成後も1000万円以上の資金が必要と
みています。町工場で負担できる金額ではなく、大田区産業振興協会を通じ
て寄付をお願いしている。すでに地域の信用金庫さんなどの企業からご支援
いただいているほか、大田区民の個人の方々からも寄付が集まり始めています。
年金生活なんだけどガンバっておおばあちゃんから1万円をいただいたと聞いて、
絶対に五輪に行かなければと思いました。