ノルディックスキーのW杯複合は3日、長野・白馬ジャンプ競技場で個人第13戦が行われ、平昌五輪代表の渡部暁斗(29=北野建設)がW杯4連勝で今季5勝目を飾った。

 15シーズンぶりに開催される白馬でのW杯で、地元出身の渡部暁は前半の飛躍で130.5メートルを飛び、136.4点で首位に立ち、後半距離(10キロ)で逃げ切った。

 1シーズン5勝は自己最多となり、個人総合首位を守った。白馬大会の2連戦に連勝すれば、“キング・オブ・スキー”荻原健の年間勝利数日本人最多の「6」に並ぶ。これまでW杯個人総合では2位が3度。14年ソチ五輪は個人ノーマルヒルで銀メダルで、シルバーコレクターと称されたことも多かった。ソチの雪辱を期す平昌。地元・白馬で個人総合首位を守り、金メダルに最も近い男として五輪に臨む。

 渡部も「ホームで勝つというのは特別な気持ち」とリラックスした笑顔を見せ、平昌五輪での金メダルへは「(応援して下さる)皆さん以上に金への気持ちが高い」と意欲を見せていた。

[ 2018年2月3日 15:37 ]
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Official Results
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