木村:だからあの、誰っていうんじゃなくて、けっこう最近のも「あ、いいなぁ」っていうのも聴くし。 で、どっちかっていうと昔のものの方が多いんじゃないですかね。
小室:あ、本当。へぇー。ロックの昔っていったらレッド・ツェッペリンとか?
木村:ああ、好きですね。
小室:ストーンズとかっていうんじゃないんだね。も聴く?
木村:うん。
小室:へぇー、そうか。けっこうでも、べつにそれ、今だからそうだけど、昔だったら普通のポップスですからね。 ああいうのがヒットチャートに。ツェッペリンとかでも1位や2位になってたからね、普通に。
   
木村:持ってますよ、CD、全部。
小室:あ、全部持ってる。じゃあ、しっかりそういうのも聴くんですね。ガンズアンドローゼスとかは?
木村:ああ、持ってますよ、はい。

木村:TKって大変ですね。
小室:TK…。

小室:ちょっとあの、木村拓哉派として、同じTKでいいと思ってくれるといいんですけどね。「なんだ、小室もTKか」とか言われちゃうと困るんですけどね。
木村:いやいや。
小室:でも、「木村拓哉ってTKだね」って言う人いないよね、あんまり、きっと。
木村:言いませんね。みんなキムタクっていいますから。
小室:僕、コムテツとは言われないですからね。
木村:…コ、コムテツ? ああ、そうですよね。…コムテツ?
小室:とは言われたことない。
木村:コムテツ…コムテツ…、ちょっと言いにくいですね。
小室:あんまりカッコよくないね。
木村:でも、キムタクもカッコよくないですよ。なんか脱臭剤の名前みたいじゃないですか、なんかね。
小室:あんまりカッコよくないよね、それはね。
木村:そうなんですよ。
小室:木村拓哉がカッコ悪いっていってるんじゃないですよ。キムタクっていう呼び方はね、カッコよくないですよね。
木村:あの、文字になるとね、悔しいんですよ。今日だから、楽屋入った時に、台本に「ゲスト:キムタク」って書いてあったんですよ。その時に「いやぁ、どうしようかな?」って思ったんですけど。活字になると悔しいですよ。
小室:日本語は本当、四文字にしたがるからね。日本人の業界の人たちはね。
木村:そうですか?
小室:全部、四つになんないとダメじゃないですか。「ミスチル」とかね。「ドリカム」とかね。
木村:ああ、「ドリカム」。
小室:たくさんありますよ。
木村:え? 二つだけじゃないですか。
小室:そうですね。もうちょっと捜すと、あると思いますけどね、きっと。
木村:「米米」とか。
小室:それは元々だからね。