2018.01.24 19:30

日米通算164勝を挙げ、昨季限りで福岡ソフトバンクホークスを退団した松坂大輔が、1月23日に中日ドラゴンズの入団テストを受けて合格した。単年契約で年俸は1500万円プラス出来高とみられる。背番号は「99」を選んだといい、その理由については“9+9”で慣れ親しんだ“18”になることと、再出発の意味を込めたという。日本プロ野球では埼玉西武ライオンズ、ソフトバンクに続く3球団目で、セ・リーグの球団には初めて所属する。

「ソフトバンク入団時の推定で3年総額12億円から単年契約の1500万ですから、収入は相当減りました。松坂自身はお金より現役にこだわっているので、これでも満足でしょうが、奥さんはどう思っていることやら…。もうずっと単身赴任をしていますから、奥さんとはそんな相談やコミュニケーションなどないのかもしれません」(スポーツ紙記者)

松坂の妻は元日本テレビアナウンサーの柴田倫世さん。松坂が日本球界復帰を決めた2014年暮れから、柴田さんは3人の子供たちとともにボストン・レッドソックス時代に住んでいたボストンに残っている。『「子育て」と「ママ」の上手な関係。』という本を出すなど、非常に教育熱心なところは有名で、3人の学費はそれぞれ1000万円を超えるといわれている。

ボストンを離れるつもりは全くない倫世夫人

「倫世夫人は間違いなく子供の生活を最優先にしています。現在は子供がそれぞれ12歳、9歳、7歳ですから、この時期にボストンを離れる気はないでしょう。松坂がレッドソックスからニューヨーク・メッツに移籍したときもボストンを離れませんでした。それだけ、ボストンが子供にとって素晴らしい環境だと考えているのです。松坂が活躍できないのは『アスリートの妻として全く機能していないから』なんて陰口さえ囁かれています」(同・記者)

松坂はソフトバンクに在籍しているあいだは1勝もできなかっただけに、新天地の中日に賭ける思いは相当に強いだろう。

「年々観客数を減らしている中日は、“客寄せパンダ”としてでもいいから松坂には来てほしかった。内情はどうあれ“残してきた”倫世夫人のために頑張るという浪花節的な同情が集まれば御の字でしょう」(球界関係者)

はたして松坂は成績を残すことができるだろうか。

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