張本智和史上最年少V王手「確率は今は50%」
1/21(日) 14:02配信 日刊スポーツ
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森薗対張本 森薗に勝利した張本は静かに拳を突き上げた(撮影・滝沢徹郎)
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<卓球:全日本選手権>◇最終日◇21日◇東京体育館◇男子シングルス準決勝

張本智和(14=エリートアカデミー)が男女通じての史上最年少優勝に王手をかけた。

準決勝で昨年世界選手権男子ダブルス銀メダルの森薗政崇(22=明大)と対戦。開始からペースを握ると、リードを許す場面はほとんどないまま、4−0のストレートで完勝。得点を奪ったときの雄たけび「チョレイ」が館内に響き続けた。

決勝は10度目の優勝を狙う水谷隼(28=木下グループ)に挑む。前日20日のダブルス決勝では水谷、大島組に敗れたが、その直後の会見では「ダブルスでは水谷さんに負けたが、(シングルスの)準決勝に勝って、決勝で最高のリベンジをしたい」と意気込んだ。昨年6月の世界選手権(ドイツ)では4−1と完勝している。「あのときは何も恐れず攻めて勝った。あの時の(勝利の)確率は5%。今は50%、50%だと思う。今日も攻めたい」。エース水谷を再び撃破し、史上最年少優勝の快挙を実現する。