「私をスキーに連れてって」。30年前の冬、スキーウェア姿の原田知世は日本中の男を虜にした。
そして2018年、サッカーW杯イヤーの今年、当時の原田の可憐さこそないものの、それに倍する激烈さを放つ小柳ルミ子(65)が、真剣な面持ちでこう訴える。「私をロシアに連れてって」! 

「昨年11月の、ブラジル、ベルギーに連敗した欧州遠征。日本代表には覇気というか、戦う姿勢が全く感じられなかった。一体、欧州まで何をしに行ったのでしょう」
のっけからこう力説するのは、歌手にして女優、また今ではサッカー狂として知られる小柳本人だ。

「ブラジル戦(1対3で敗戦)なんて、最初から引いて守って、引き籠り状態。開始数分で相手との力の差にビビり、一斉に下がってしまったように感じました。
W杯に期待を感じさせてくれるどころか、このままでは世界に恥を晒すのではないかとの危機感さえ覚えたほどです」

「ベッカム・フィーバー」以来、大のサッカー好きになった彼女は現在、テレビとスマホとタブレットを同時併用して年間2000もの試合を観戦。その結果、テレビ中継の副音声解説を任されるほどになっている。

小柳ルミ子が綴るサッカーノート
「ルミ子JAPAN」

畢竟(ひっきょう)、日本代表への愛情も凄(すさ)まじいものがあり、小柳の「喝」は続く。

「欧州遠征のような腰の引けた試合をしないためには、ピッチで仲間を鼓舞する選手の存在が重要になってきます。劣勢の試合になればなるほど、厳しい欧州リーグで戦ってきた選手の経験値が生きてくるはずです」

こう玄人はだしの分析を披露し、日本代表の人選そのものに疑問を呈する。

「その意味で、本田(圭佑)選手、香川(真司)選手、岡崎(慎司)選手が代表から外れたのには正直驚きました。私が選ぶ『ルミ子JAPAN』にこの3人は欠かせません。
ここ一番に強くて大舞台に慣れている本田選手は、先発ではなく後半20分から使います。香川選手は一時の不調から脱し、今、ゴールに凄く飢えていると思う。そこに賭けたい。
岡崎選手は嫌な仕事をきっちりこなし、結果的に周りの選手を輝かすことができるタイプ。仕掛けられるFWとして、当然、ルミ子JAPAN入りしてもらいます」

ドイツサッカー協会公認S級コーチの鈴木良平氏も、

「今の日本代表には本当にこの3人が必要ないのか。3人抜きの布陣でどう戦うつもりなのか。ハリルホジッチ監督が目指しているサッカーが見えてこない」

と、「ルミ子監督」同様、ハリルJAPANの不安を指摘。そんな小柳が予想する日本代表のW杯の成績は、

「1勝1敗1分けで、残念ながらグループリーグ敗退。普通にやればこれが現実でしょう。他国の成績次第で、グループ2位で決勝トーナメントに進む可能性もあるでしょうが……」

その可能性を少しでも高めるためにも、小柳は6月14日から始まるW杯を現地ロシアで観戦し、応援したいと語る。

「今のところ、W杯関連の仕事は入っていませんが、このままだとテレビでW杯を観ることになるでしょう。サッカーの仕事でロシアに行けたら最高なんですけどねえ」

ハリルJAPANよりルミ子JAPANのほうがマシだった……。そういった「始末」にならないことを祈るばかりである。

1/19(金) 5:58配信 ディリー新潮
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180119-00536287-shincho-ent

写真
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2018/01/19(金) 06:38:27.54
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