0001THE FURYφ ★
2018/01/18(木) 00:06:13.13ID:CAP_USER9Bellator192「Lima vs MacDonald」が開催される。
この日はUFCも東部ボストンで2階級の世界戦を組むビッグマッチを開く。世界1位と2位のプロモーションとして競合相手でありながら、
基本ケーブルTVフォーマットに米国の金曜夜開催が多いベラトールが、土曜日にイベントを行う時はUFCのPPVショーと合致させないなど、が
っぷり四つの興行戦争(今やTVウォーか)は見られなかった。
最近の中継陣の人の流れなど、徐々に胸を合わせつつあった両陣営がついに真っ向からやりあう。このような力の入った大会で、
ベラトールはローリー・マクドナルドの世界ウェルター級王座挑戦やチェール・ソネン×ランペイジ・ジャクソンという目玉カードを投入した。
そんななか今大会で何気に注目したいのが、ホイス・グレイシーの長男クォンリー・グレイシーのプロMMAデビュー戦だ。1993年の
第1回UFCの優勝賞金の使い道を尋ねられ「彼女とディズニーラウンドへ行く」と言っていたホイスは、そのお相手であった前夫人の
マリアンとの間に3人の男子、1人の女子をもうけている。
20歳のクォンリーに関しては、競技柔術でその名を聞くことはなかったが、当然のように幼少期から柔術を手ほどきは受けており、
今は父ホイスの茶帯を巻いているという。MMAに関しては叔父のホドリゴ、そして今回のプロデビューに当たってホイラーの指導を
受けているそうだ。
そんなクォンリーに対しホイスは「ファイターになれとも、指導者になれとも言ったことはない。ただし、彼が身を守る術だけは教えてきた。
ホイス・グレイシーの息子だ。どんなトラブルに巻き込まれても、逃げることは許されないからね」と語っている。
ディフェンス能力でいえば自分と同等のレベルにあり、パワーは上だと父ホイスは言うが、MMAで勝利するには欠かせない攻撃面は
どうなのか。柔術をメインにボクシングコーチの指導を受け、レスリングや柔道の経験も少しはあるというクォンリー。昨年9月に3分×3Rの
アマMMAに出場した際は序盤の2Rはスタンドのみ、最終回にテイクダウンダウンを2度奪い判定勝ちを収めている。
組みつき方はザッツ・グレイシー的なボディロック狙いから左腕を差し上げてアンクルピック、もう一度はダブルレッグに近い形で
テイクダウンに成功している。ただし、そこからは蹴り上げをうけて非常に淡泊にスタンドに戻っており、寝技を見せたわけではない。
ホイスが準備は整ったということでプロMMAを戦うクォンリーだが、実力の方は特別ではないルーキー、間違ってもクロン・グレイシーや
ホジャー・グレイシーのような高いハードルを設けてはならない。対戦相手のディヴォン・ブロックもプロデビュー戦で、アマ戦績は
5勝0敗という戦績を持っているが、果たしてクォンリーはどのような試合を見せることができるか──。
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