2018年1月15日 23時35分
14日放送の「林先生が驚く 初耳学!」(TBS系)で、インターネットのセキュリティーで使われる、グニャグニャな文字の役割について迫った。

番組では、インターネットサイトで使われる「グニャグニャ文字認証」について取り上げた。人間にしか読めない文字で、コンピューターによる不正アクセスを防ぐという「グニャグニャ文字認証」だが、実はもうひとつの「ウラの役割がある」という。

MCの林修氏は、その「ウラの役割」について、「一言でいうと書籍のデジタル化を進めるもの」と断言する。

林氏によると、コンピューターには読めないが人間には読める文字を入力することで、コンピューターが学習し、読み方を覚えていくというのだ。「何人もの人が『これはこう読むんだ』という記録が残れば、コンピューターはそれを覚える」「古い文書なんかを最終的にデジタル化することができるようになる」「つまり、『コンピューターに取り込む文字を増やす』という壮大な計画に、世界中が協力させられている」と解説した。

さらに番組VTRでは、グニャグニャ文字認証は「古い文献のデジタル化に貢献」しているとし、現在4万以上のウェブサイトに使われ、1日に400万語以上の単語解読に成功していると説明した。これは1500人以上の人間が、週40時間働く労力に匹敵すると言われているのだそう。

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