【漫画家】さいとう・たかを、自身の名冠した賞の授賞式で「分業制作がマンガの本流になる」[18/01/12]
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さいとう・たかを、自身の名冠した賞の授賞式で「分業制作がマンガの本流になる」
2018年1月12日 21:46 46 コミックナタリー
https://natalie.mu/comic/news/265014
フォトセッションの様子。左からビッグコミックオリジナルの平井副編集長、リチャード・ウー、さいとう・たかを、芳崎せいむ、担当編集の中山氏。
https://cdnx.natalie.mu/media/news/comic/2018/0112/photo_a_fixw_730_hq.jpg
「アブラカダブラ 〜猟奇犯罪特捜室〜」1巻
https://cdnx.natalie.mu/media/news/comic/2018/0112/abracadabra01_new_fixw_640_hq.jpg
さいとう・たかを
https://cdnx.natalie.mu/media/news/comic/2018/0112/photo_d_fixw_640_hq.jpg
第1回さいとう・たかを賞の授賞式が、本日1月12日に東京・銀座の三笠会館本店 高千穂にて行われた。
一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団が創設したさいとう・たかを賞は、シナリオと作画の分業により制作され、成人男女を主な読者対象する優れた作品を顕彰するマンガ賞。審査員にはさいとうのほか、池上遼一、やまさき十三、小学館の相賀昌宏社長、作家の佐藤優が名を連ねる。栄えある第1回の受賞作品には、リチャード・ウー原作による芳崎せいむ「アブラカダブラ 〜猟奇犯罪特捜室〜」が選ばれた。同作は謎多き連続猟奇殺人事件を、若き刑事・鐘巻と伝説の名刑事・油小路のタッグが追うサスペンス作品だ。
壇上には受賞したリチャード・ウーと芳崎、同作を掲載するビッグコミックオリジナルの担当編集・中山久美子氏、平井真美副編集長が登壇。さいとう・たかをの手から正賞の「ゴルゴ13像」および賞状、賞金50万円が贈呈された。
まずはやまさきが、選考委員を代表して講評を述べる。やまさきは「最終候補に残った3作品すべてが甲乙つけがたい出来だった」としつつ、受賞作を「最新の科学・脳科学の知識を十分に吸収したうえで展開される緻密なストーリーと、思い切った俯瞰構図を取り入れるなど、斬新な作画とシナリオが融合し、完成度の高い作品を生み出している。作品・質・素材、そのどれもが新しい時代のマンガを期待させるものだった」と評した。
続いて登壇したさいとうは、「まず言っておかなきゃいけないのは、えーと……名前なんだっけ? なんとかウー。私はね、これが彼のことなんだって知らなかったんですよ」と断りを入れる。“リチャード・ウー”は長崎尚志のペンネームのひとつで、長崎はかつて編集者として「ゴルゴ13」の担当を務めたこともあるという経歴の持ち主。さいとうは「読んだ作品の中では、これが一番面白くなるんじゃないかと思ったんだけど、後で(リチャード・ウーの正体が長崎だと)聞いてびっくり」と驚きを隠さず、「ましてや小学館の作品だし、どうしてもひいきしたみたいに見えちゃうでしょ。だから後で『違うのにしときゃよかった』とも考えたんだけど、本当にこれが素晴らしい作品だと思っています。おめでとう」と賛辞を贈った。
挨拶に立ったリチャード・ウーは、「さいとう先生は私にとって、青年誌の師匠と呼べる存在。『ゴルゴ13』の担当をさせていただいた頃はまだ新米でしたが、先生は私の年齢やキャリアなど関係なく、同格のパートナーとして遇してくださり、それが非常にうれしかったことを覚えています」と当時を回想。「さいとう・たかを塾の出来の悪い塾生が、卒業証書をもらったような気持ちです」と喜びを語った。
リチャード・ウーとのタッグを組むのが、別名義も含めると『アブラカダブラ』で4作目となる芳崎は、彼の脚本について「映画『アマデウス』でたとえると、サリエリにとってのモーツァルトのようなもの。私がやりたいと思っていても形にできないものを、長崎さんが形にしてくださる」と述べ、「私自身、毎回『このお話、好きだな』という思いで描かせていただいています」とコメント。またさいとうが映画について語るインタビューを読んだことがあると言い、「そこに並んでいる映画のタイトルを観て、こういう作品が好きならきっと『アブラカダブラ』も気に入っていただけるだろうと感じていたんです。賞をいただけたことは、その思いが先生に伝わったようでうれしいです」と話した。
>>2以降に続きます。 >>262
268の言ってる漫勉でさいとうたかを本人は結構昔からマンガ用のつけペンではなくミリペンやサインペンで描いてる
線に強弱がないのはたぶんこれが原因
乾くのを待たなくていいから楽だって言ってたけどやっぱり無くすのも多いと思うんだよな >>269
漫画に限らず手間暇かけてやる作業は面倒くさいけどその人の味が出てくるからな
それが個性となり誰にも真似できないオリジナルとなってその人を将来的にも食わせてくれる
そういう意味では無駄と思える事は実は有用だったりするんだよな >>270
さいとうの場合は
組織作りに手間掛けたってことなんだろさ
現実にそれがあるからゴルゴなんかは長続き出来てるし
さいとうにしろプロダクションの連中にしろ
そのシステムのお蔭で食えてる ゴルゴは古臭い画が変わらないのがいい
こち亀は見てられなかった メガキュアには凄い感謝しちゃってます!だって速攻で歯を白くしてくれちゃうんだもん NHKの漫勉のさいとうたかを回を見てたら
下書きも描かずサインペンのみで直接ゴルゴを描いてた
Gペンでもないし、ペンだけで描くって子供の落書きレベルで迷いもなく原稿に直接ってのは >>30
雑誌は激減してアメコミみたいにメディアミックスありきの作品だけが認知されるようになるんだな 経営者としてすごいと思うよ。たぶんさいとう本人が死んでもゴルゴ続きそう。
単行本や雑誌だしてるリイド社も自前みたいなもんやし凄いよ 現在の青年漫画で要求される作画技術を身につけるには
10年は部屋に閉じこもって机にしがみつき鍛錬しなければならない
それでは物語を作る基礎になる人生経験が得られない >>279
よく言われるその手の話は、藤子Fが否定してたな。 藤子Fの真似事ができる人間はまず他にいない
それに子供向けの漫画ならともかく、大人向けの作品はやはり経験が要る
初期島耕作のような漫画はサラリーマン経験がないと描けない
映画や小説を見ただけでは無理だ 一人でなんでもできてレベル高かったら
それこそ天才だからな >>282
たしかに島耕作は無理だな、それは認める。でも、直接的な経験がなくても、優秀な作家の観察眼と想像力はかなりのものだよ。 ゴルゴと鬼平、チーフかそれに順ずるくらいの人二人くらい死んでから絵が見てられなくって・・・
構成もなんかアレだし でもその分業化は超一流漫画家で、原資がたんまりあって
会社組織化できるクラスじゃないと、難しい上に
キャリア途中で、仕組みを変えたりすると
過去にアシスタントしていた奴が外から
『残業代なんかもらってないし、そんな体制で作品作ってない』
とかなんとかいちゃもんを付ける危険も。 >>99
編集能力で差が出るんだろうよ
山猫の夏かなんか描いた小説化が
ゴルゴの原作やってたけど
さいとうたかをが要らない部分をばっと切っていく
みたいな作業を見て勉強したといっていた こと漫画に関しては手塚が成功のモデルケースになってしまったのが
今になって悪い方向に作用してるのは確かだな
ひとりで構想から仕上げまでやるとかどんなジャンルでもそれなりに描けるとか
そうじゃない製作方式でヒットするコンテンツがどんどん出てこないと
状況は変わらないのかもしれん ながやす巧氏みたいにアシスタントも使わず全て自分で描く漫画家もいるしな メガキュアには凄い感謝しちゃってます!だって速攻で歯を白くしてくれちゃうんだもん うーん本流にはならないと思う
ただ大作はプロダクションじゃないと難しい時代だよね チーム制はそれはそれで人間関係が難しい
力関係がはっきりしてればいいけども 週間漫画誌は無くなって、隔週漫画誌が最短になるんじゃないの。 バブルの頃は背景に車描く専門でもお金貰えてたんだけどなあ >>6
作品にクレジットいれてるのに露骨にといわれても >>183
そんな大昔の古びたアイデアが今の状況にしっくりくるとは思えないけどな 赤塚不二夫もアシスタント兼ブレーンだった面々がいなかったら
ギャグ漫画の巨匠扱いにはならなかったかもしれないな
でも赤塚ピンでやっていたら歯止め掛ける人間がいなくて
読者に理解不能なアナーキー作品連発していた可能性もあったから
それもそれでありだったか さいとうたかをは超大手だからいえるだけで
ほとんどの漫画家は家内制手工業みたいなもんだし無理だろ
アメコミみたいに出版社が全部手掛ける体制とかになればそうなるんだろうが >>1
さいとうたかおは高橋留美子大先生の師匠
ハードボイルド描いてるわりにストーリーに人間の優しさが滲み出てるから好き
無用ノ介は一番好きだなあ >>305
いや最近は原作を漫画家に預けて漫画家単独作品みたいにしてるのがかなり多い
一部では公然だが公募もしくは寄せられた原作を漫画にする形態の漫画家がいる
だから知識経験が凄くないと書けないような漫画も最近多数ある
ストーリーや知識は男のモノ、しかし漫画自体は不自然にツンデレ、強さのバランスの悪さ、とか男性ペンネームの女性漫画家が描いてるのが分かるモノ、とかアラはあるけど優れた漫画がある 永井豪とか目以外は全部アシスタントに描かせてたらしいじゃん。
まあコマ割りとかデッサンとか描けばあとはアシが全部やってくれる
くらい有能なアシいなけりゃ週刊2誌、隔週1誌とかこなせるわけ無いわな 男性ペンネームで少年漫画を描いて女性漫画家も多くなり
漫画の原作をさらに漫画化する例や原作者がスピンオフを他の漫画家に描かせたり、その原作でさえ複数で手を加えていく、とかとっくに始まってる
映画と違うのは、絵にするのが相当に安くつく点だね >>309
絵に関して言えば、パソコンでやってる人かなり多くなってる
どこまでパソコンに任せるかは個人差があるんだと まあさいとうたかお先生の言ってるのは本当だね
専門知識を持つ原作者が書いたドラマ化映画化出来ない埋もれた原作を
漫画家に丸投げし、
漫画家が微妙にアレンジしながらパソコン使って工場の様に漫画化していく時代だよ
原作が高度なので、スゴい漫画、が増えてる あんたは分業しすぎやwwwww
ゴルゴしか描いてないんだもんwwwwwwwww 小説家や脚本家のオーディションとかで専門知識とかあって結構面白いけど
メインストーリーが弱くて勝ち残れない人とかをマンガは上手いけどストーリー
が陳腐な漫画家と会わせて一丁上がりとかはそれこそ編集者冥利に尽きそうな話だわな。 たばこのヤニで歯が真っ黄色だったけど...
メガキュア使い始めてから10日くらいで、ほとんど気にならなくなった
やっぱ芸能人が普段のケアで使ってるってだけあって効果が速い さいとうレベルにならないと言えない戯言じゃねえの。 >>159
ちばてつやは親が教師でマンガを見せてもらえなかった
手塚漫画を知ったのは大人になってからだそうだ。
だからより映画的なコマ割りになってる。 話と絵(+α)を一緒にするのがおかしい。
だからクソなんだよ漫画家は。
漫画家じゃなくてもラノベも糞だから特有とは言わないけど
一人で全部に作ろうとして、それによって詰まるのは事実だし。
もう話と絵は完全にわけろ さいとう先生はメインキャラは自分で描いてるNHKでやってたw
永井豪先生はキャラは自分で描いてるといしかわじゅんに反論してた。 >>117
仕上げはpcだよ
アナログ線画と、網点化したハーフトーンを合成してる ドラマを考える:絵を描く:それらを構成する
大物が絡むと、取り分で泣かされる若い描き手がでるだろうな。 分業の定義にもよるだろうが、
今は完全に一人で描いてる連載作家なんて新人ぐらいしかいないやろ 歌手も自分で作詞作曲できないと一人前でないという風潮がある こち亀でネタにされて以降
さいとうたかをは目玉しか書いてないって本気で思ってる奴けっこう多いぞw >>325
作詞家作曲家で儲かってる人がほんの一握りしかいないので職業作家
その物がレッドデータ入り間近なんだよな。
歌は上手いけど曲をかけない人の方が、曲は作れるけど他は今一って
アーティストより軽く見られるのは間違えてると思うけどね。
詞曲アレンジ全部やっちゃう小田和正とか山下達郎とかが偉大なアーティストで
あることは間違いないけど、この二人より北島三郎の方が歌は上手いのも事実
だからなぁ、まあチームで作品を作り続けるってシステムは悪い物ではないと思う。 梅安が体力の限界で打ち切られたことからして
分業といっても絶対ここは自分でやらないかんってギリギリのラインはあるんだろうな >>320
BSマンガ夜話見てその週のうちに反論してたね
いしかわじゅんて「これ本人描いてない」認定ばかりだった
分業はシェークスピアとかダヴィンチとかバッハもでしょ これまでの脚本家陣を見てもすごいな。駄作もかなりあるけれど >>331
違うよ描いてないと断言したのは夏目房之介
いしかわ氏はこのペンタッチは永井ってフォローしてた
実際には永井はメインキャラ以外はほぼアシスタントに任せてたから
永井の言い分も間違い
最近永井は自分の漫画で生き物は全部自分が書いてると言い張ってたが、
誰が見ても嘘 >>320
ああやって、扉絵しか書いてないから自分で書いてないって言われてるんじゃないの >>334
ゴルゴと鬼平をみれば解るけど
主人公だけ線がサインペンの太さなんだよね
頬のシワとか分かりやすい
たかをが書いてる部分はサインペンだからすぐ解る
主人公は描いている証
扉の二色とか逆にやれないよ ペン入れアシスタントが無くなったから今はさいとうが描いてる >>320
BSマンガ夜話でのいしかわじゅんの決まり文句だった
「○○はもう自分では描いていない、アシスタントまかせ」 >>13
ゴルゴ13第126巻-3「HAPPY END」のネタですね? 50年近いのか。諜報に携わってる人がネタ提供することも多いから、
情報戦の質の変化を知るには一級の資料かも >>320
あれは取材用だろうよw
散々世間で言われてるからちゃんと書いてんだぞって言う話にするため
別に目しか書いてないとしてもゴルゴは共同制作だから問題ないけど。 まぁPCのツールで一気に省エネが可能になったのは事実だよな
ベタとか線とか、ツールで済むようになってしまったから 元々子供向けマンガだったのを映画の手法を
取り入れて、劇画にしたのは、さいとう氏
くらいが最初だもんな。
そりゃ映画製作みたいに、自分が監督になって
分業制になるのが自然だと思うよ。 分業を突き詰めたら監督もやる必要がなくて、プロデューサーになるんじゃないのかな 分業制漫画は背景は誰でもやってるから、それをしっかり制度化するのはいいよな。 >>54
チープアシで1億ならチープじゃなくなったら・・・(゚A゚;) さいとうプロの特殊な点って単行本を自分の出版社から出せることだよな
当時は出版社も大らかだったのか >>323
でもアシスタントはネームやキャラには口出さない
あくまで絵だけだよ
>>329
うまく歌うならそれでいいけど
カラーとか情念、個性が大元から遠くなりそう コブラの人は割と早くからCG使って、効果と効率を考えてたよな せめてレギュラーキャラは同じタッチで描ける人で固定しとくれ
話ごとに顔変わってて誰やこいつってなることある 最近良くメガキュアって目にするから物は試しだし買ってみた!
3日ぐらい使ったけど確かに自然な白さになっていくの実感できた!
口の中も常にスッキリしてていい感じ!ちょっと高級だけど買ってみて正解だった! >>349
他は300万ないだろ、それが普通。
背景とかの人間と、ほぼ本人の右手になる人間は格差があって当たり前 >>356
349の書込みの意図がわかってないなおまえw >>350
たしかゴルゴ連載開始当時は、小学館がコミックス出してなかったんだよな
手塚治虫全集やカムイ伝とか別の部署で他社の作品をちょこっと出してたくらい
ビッグコミックだとコミック化の最初は、あぶさんぐらいからじゃなかったかな 漫画家で出版社作るってすごいよな
大手の編集とか一部を除けばゴミが高給取ってるだけだし、中抜き減らして現場に還元したほうがやる気も出るし
出版社にダシガラになるまでこき使われるより経営サイドにまわった方が賢い
若手育成も高待遇できて感謝もされるし さいとう先生ぐらい売れて尚且つ出版権所有していないと難しいよね。会社運営する才能までいる
それか尾田先生みたいに売れまくるか...... 個人商店だけだった時代に組織的制作体制を確立した天才 >>350
>>360
>>361
その辺の事はケンドーコバヤシMCの漫道コバヤシでさいとう先生が語ってたな 三田紀房「全部分業で残業代は無し、これが本流だよな!」
うすた京介「その通り!」 >>119
こち亀は秋本先生の才能に依存しすぎていたような気がする。どきメモとか言い出した頃からいつまでたっても浮きすぎる絵を描く人複数いるし、ストーリーの方も特定の人しか興味ないネタが多かった
あそこはアシさんの待遇が良かったというだけで分業といえる域には達していなかったと思う いやいや、手塚治虫の時代から売れっ子なら分業制が当たり前だったでしょ。なにをいまさら。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています