全国高校野球選手権大会が第100回を迎える2018年が明けた。
大リーグでプレーするダルビッシュ有(ゆう)投手(31)が、高校野球への思いを語った。
球児へ贈るメッセージは、「頑張らない!」。大リーグを代表する右腕が、その言葉に込めた真意とは。

頑張り過ぎなくていいんです、日本の球児は。何百球の投げ込みとか、何千本の素振りとか、そんなのを頑張っちゃダメなんです。

母校の東北高では、いわゆる強豪校の練習をみんながしていたけど、僕はしなかった。
納得がいかない練習は絶対にしたくないと強く思っていたので、ウサギ跳びとかそういう類いの練習は一切しなかった。
主将になるまで、ほぼ全体練習にも参加しませんでした。

小さい頃から日本人じゃないような考え方を持っていて、そういうのが当たり前というみんなの常識が、僕の中では常識ではなかった。
日本ハム入団1年目のキャンプで、2軍監督と面談した時も、「君は何が一番大事なんだ」と聞かれ、「納得がいかない練習だけはしたくない」と答えたくらいです。

2018年1月6日07時56分
https://www.asahi.com/articles/ASKDT63HMKDTPTQP007.html

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