巨人を退団した村田修一内野手(36)が26日、現在の心境を告白した。11月25日の球団の納会ゴルフの時以来、
1か月ぶりの公の場となった“男”は「野球は続けてたいと思っている。とりあえずはずっと(オファー)待ちの態勢は変わらない。
待ちながら体を動かして、いつ呼ばれてもいい準備を年明けからしていきたい」と現時点ではプロ球団からのオファーが
ゼロの状態を明かした。

 今季年俸は2億2000万円だったが、「ずっと言っていますが条件じゃないです」と、例え低年俸であっても現役を
続けたいという胸の内を吐露した。

 この日は、神奈川県立こども医療センターを訪問した。長男・閏哉(じゅんや)くん(11)が早産による未熟児だったことから、
横浜(現DeNA)在籍時の08年から同センターに支援を行ってきた。ポストシーズンを含む安打数で1万円を積み立て、
小児医療を支援をする「ささえるん打基金」の活動を行っており、今季放った100安打から100万円を贈った。

 神奈川県立病院機構から感謝状を贈られた村田は「今年で10年目。うちの長男が入院してお世話になりました。ここまで
続けられたのは病院の関係者の皆様と家族の支えがあったからだと思っています。これから先、僕個人はどうなるか分かりませんが、
前を向いて進むことが、皆さんっを励ますことになると思いますし、下を向かずに僕も前に進んでいきたいと思います。
共に頑張っていきましょう。心から応援していますし、また僕のことを応援していただければありがたいと思います」と
あいさつした。

スポーツ報知
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