日馬富士引責引退で3横綱=白鵬は在位1位タイ−大相撲初場所新番付
2017/12/26-06:08 時事通信
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大相撲初場所で新小結に昇進し、記者会見する貴景勝=26日午前、東京・両国国技館
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日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。傷害事件を起こした責任を取って日馬富士が引退したため、6場所ぶりに3横綱に戻った。東正位の白鵬は横綱在位63場所目で、北の湖に並び歴代1位となった。西は稀勢の里、東の2番目は鶴竜の序列。大関は東が豪栄道、西は高安。

貴景勝が新小結に昇進して東に就いた。貴乃花部屋からは初めての三役。西小結は2場所連続で阿武咲。御嶽海が4場所連続の関脇で東に座り、西の玉鷲は3場所ぶりに返り咲いた。

新入幕は阿炎と竜電の2人で、竜電は山梨県出身としては1988年春場所の大乃花以来、30年ぶり。蒼国来、豊山、石浦が再入幕を果たした。

日馬富士に暴行を受け、九州場所を全休した貴ノ岩は東前頭8枚目から東十両3枚目まで転落。初場所を全休しても、診断書を出せば春場所は十両の最下位にとどまる特例措置が決まっている。

新十両はモンゴル生まれで日大出身の水戸龍と天空海。栃飛龍、大翔鵬、希善龍が再十両。