12/26(火) 8:02配信
 日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。貴ノ岩への傷害事件で日馬富士が引退し、1年ぶりに3横綱になった。

 横綱は、九州場所で40回目の優勝を果たした白鵬が東の正位で、北の湖に並ぶ歴代1位の横綱在位63場所目を迎える。白鵬とともに現場に同席しながら日馬富士の暴行を止められず減給処分を受けた鶴竜は、今年6場所中5場所を休場し、出場すれば進退がかかる。冬巡業を休場した稀勢の里は出場が微妙だ。

 大関は豪栄道と先場所、初のカド番を脱した高安。関脇は御嶽海が4場所連続、玉鷲は3場所ぶりに返り咲いた。小結は貴乃花部屋で初の三役となる貴景勝と新入幕から4場所連続勝ち越しの阿武咲。押しを身上とする21歳が東西に並んだ。

 新入幕は竜電(りゅうでん)と阿炎(あび)の2人。竜電は山梨県出身では1988年春場所の大乃花以来の新入幕。蒼国来、豊山、石浦の3人が幕内に復帰した。【上鵜瀬浄】

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