「有馬記念・G1」(24日、中山)

 キタサンブラックの劇的7冠締めに、北島三郎オーナー(81)も感涙。
レース後に行われたお別れセレモニーでは清水久師に武豊、北村宏、調教を担当する黒岩も登場して
有終Vをたたえた。

 サブちゃんは「3コーナーのあたりから涙がポロポロ。きょうは泣くまいと思っていたんですが、
しゃべっていると泣けてきますね。一生のうちでこんなに感動することがあるとは…81歳になって
初めて分かりました」と、時折声を震わせながら語った。

 この日は新曲「ありがとうキタサンブラック」をVTRで披露。
「ブラックにとっては終わりと同時に始まりです。何年かあとには子どもがターフを走ってくれる。
北村君や武さんが頑張っていたら、また乗ってもらいたいな」と目を細めた。

 「まつり」熱唱はなしか…と誰もが思いきや、スタンドの空気を感じ取ったのかセレモニーの終盤に
「やりましょうよ!」と宣言。マイクを力強く握り、“まつりだ〜、まつりだ〜、キタサンまつり〜、
これが有馬のまつりだよ〜、これが競馬のまつりだよ〜”と声を響かせた。
https://www.daily.co.jp/horse/2017/12/24/0010845028.shtml