【スコア】
日テレ・ベレーザ 3−0 ノジマステラ神奈川相模原

【得点者】
1−0 6分 田中美南(日テレ)
2−0 24分 阪口夢穂(日テレ)
3−0 74分 田中美南(日テレ)


第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝が24日にヤンマースタジアム長居で行われ、日テレ・ベレーザがノジマステラ神奈川相模原を3-0で下し、3年ぶり12回目の優勝を果たした。

なでしこリーグとの今季2冠を目指すベレーザと、チーム発足6年目で今季からなでしこ1部に参戦しているノジマとの一戦は開始早々に動いた。
前半6分、ベレーザはハーフェーライン付近からDF岩清水梓がロングパス。PA手前で受けた日本女子代表FW田中美南が右足ループを決め、先制に成功した。

試合の主導権を握るベレーザは、ノジマに決定機を与えず、前半24分に追加点を奪う。またも最終ラインの岩清水のロングパスで、
今度はMF阪口夢穂が抜け出すと、GKの位置を確認して右足ループを落ち着いて沈め、2-0と突き放した。

互いに1人ずつを交代して迎えた後半は、ノジマが積極的にゴールに迫る。後半14分、MF田中陽子の右CKからDF國武愛美がヘディングシュート。
22分には、左CKからこぼれたボールをMF吉見夏稀が左足で狙うも、左ポストに嫌われて決定機を逃した。

押し込まれる展開もなでしこ女王はしたたかだった。岩清水を中心にノジマの攻撃を耐え凌ぐと、前がかりになった相手の背後を突いて得点につなげた。
後半29分、自陣でボールを奪うと、MF中里優がダイレクトで一気に前線に送る。

これに反応した田中美が裏に抜け出し、冷静に左足で流し込み、ダメ押し。日テレが3-0で完封勝利をおさめ、最多13回目の優勝を決めた。

12/24(日) 16:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171224-01648174-gekisaka-socc