来年6月14日開幕のW杯ロシア大会に出場する日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が来年1月の“山ごもり”を宣言した。

自宅のあるフランスに戻るために24日に渡欧。出発前の成田空港で取材に応じ「たぶん、山にこもって映像を見ることになる。相手国の映像は既に入手している。
私の持ってるUSBにすべて入っていて、パソコンにつけるだけで見られる状態。

1月は映像を中心に見て、そこで私の戦略のビジョンができていく」と語った。W杯で1次リーグ同組となったコロンビア、セネガル、ポーランドの分析に時間を割く。

山ごもりの理由について「スキーもやることになる。私はスキーが上手。上級者コースに行く」と趣味のスキーでリフレッシュする意図を説明。
「すごいケガをしたことが一度ある。肋骨を4本折って肺に刺さったことがある」とスキーで転倒して大ケガを負った過去のエピソードを披露し
「来年は札幌に行きたい。雪の質が良いと聞いているので」とW杯後の慰安旅行計画も明かした。

2月は欧州行脚に充て、3月初旬に再来日する予定。「2月は移動しながら選手に会いに行こうという感じです。(W杯前の)最後の5カ月は欧州中心になる。
今まで我々が選んだ多くの選手が欧州でプレーしているので、そこを中心に見る。すべてオーガナイズしています。偶然性がないように準備しています。
それぞれのスタッフに役割を与えて、すべての選手を網羅できるように」と説明した。

次の日本代表の活動となる来年3月の欧州遠征からある程度メンバーを固める方針を打ち出しており、
雪山で本大会の戦術と選手選考の構想を練ることになる。

12/24(日) 14:58配信 スポニチ
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