23日放送の「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」(テレビ朝日系)で早稲田大学名誉教授・大槻義彦氏が、超能力を見破れなければ「名誉教授の称号を返上します」と宣言。
番組中では見破れなかったものの、収録後には解明できたとして、返上を拒否していたことがわかった。

番組では、相手の考えを瞬時に読み取る"マインドスキャナー"の能力があるティモン・クロース氏が緊急来日し、スタジオ出演者たちの前で披露した。
超常現象否定派の大槻氏は、ティモン氏に自身のiPadの暗証番号を当てるよう宣戦布告し、もしも当たったら「早稲田大学の名誉教授の称号を返上します」と自信満々に語っていた。

だが、大槻氏があらゆる手を講じても、ティモン氏に暗証番号を当てられてしまう。
大槻氏はその場でマインドスキャナーを見破ることができず「名誉教授は返上します。ただし1カ月考えます」「私のブログに1カ月考えて、(マインドスキャナーの)からくりが分かったらそれを書きます」と悔しそうに話したのだった。

一方で、番組収録後と思われる12月10日、大槻氏は自身のブログを更新していたのだ。
マインドスキャナーについて「そんな超能力あってたまるか!」「『マインドスキャナー』には初めからウソがある」と指摘する。

大槻氏は、ティモン氏がマインドスキャナーと言いながら実際には暗証番号を紙に書かせていた点に着目。
暗証番号を書いた紙のそばにiPadを置いていたことから「なんとiPadの表面には見事に紙の裏の数字が写るのだった」とトリックを推理した。
そして紙には和数字を書くべきだったと悔やみつつ、「当然のことながら『脳のスキャン』などという超能力は否定されました」と断言。
「大学の名誉教授の称号など返上しません」と記していた。

http://news.livedoor.com/article/detail/14072816/