ベルギー1部のシントトロイデンが福岡のU―20代表DF冨安健洋(19)の獲得に乗り出していることが15日、分かった。
すでに正式オファーを提示しており今冬の移籍に向けて関係者は「交渉は大詰めに入っている」と明かした。東京五輪世代の有望株が、また1人、海を渡る可能性が高まった。

シントトロイデンは日本のネット関連会社DMM.comが経営権を取得。今季リーグ6位と好位置に付けており、優勝プレーオフ進出を見据えて冨安に白羽の矢を立てた。

冨安は19歳ながら福岡では主軸に定着。冷静沈着な守備とパスセンスにたけている。5月に行われたU―20W杯でも全4試合出場。ベスト16進出の原動力になった。
本人も海外志向が強く、早期の移籍を模索していたという。東京五輪世代はMF堂安律(フローニンゲン)やFW伊藤達哉(ハンブルガーSV)が海外でプレー中。そこに守備の要として期待される若武者が加わる。

◆冨安 健洋(とみやす・たけひろ)1998年(平10)11月5日生まれ、福岡県出身の19歳。福岡U―15、同U―18を経て16年シーズンから飛び級でトップに昇格。
公式戦デビューは2種登録していた16歳の時で、15年10月14日の天皇杯3回戦、町田戦。J1通算10試合、J2通算35試合1得点。1メートル88、78キロ。両利き。

12/16(土) 5:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171216-00000001-spnannex-socc

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