米サッカー連盟の会長選に女子元代表守護神のソロが立候補
2017年12月8日 15:48 発信地:ロサンゼルス/米国
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ホワイトハウスを表敬訪問した米国女子代表のホープ・ソロ(2015年10月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/JIM WATSON

【12月8日 AFP】サッカー米国女子元代表のホープ・ソロ(Hope Solo)が7日、同国サッカー連盟(USSF)の混戦模様の会長選に出馬する意向を表明した。

 36歳のソロはフェイスブック(Facebook)に「なぜ私が米国サッカー連盟の会長に立候補するのか」との表題で投稿し、立候補を発表した。

 これまでに女子サッカーW杯(FIFA Women's World Cup)で1度制し、五輪で2個の金メダルを獲得しているソロは、昨年のリオデジャネイロ五輪以降は米国代表としてプレーしていない。
ソロは同五輪の準々決勝で対戦したスウェーデンを「臆病者」と呼び、連盟から6か月間の出場停止処分を受けていた。

 会長選にはこれまで9人が名乗りを上げており、ソロの出馬表明は5日に立候補の意志を示した連盟のマーケティング部役員のキャシー・カーター(Kathy Carter)氏に続き、女性としては2人目となった。

 ソロを含む立候補者は、正式に立候補するために今月12日までに3人からの推薦を得なければならない。

 男子の米国代表が来年のサッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の出場を逃した結果、今回の会長選が行われることになった。
USSFのスニル・グラティ(Sunil Gulati)現会長は今週、来年の再戦を目指さないと語り、その決断にはW杯予選での大失敗が影響していると示唆した。

 来年2月の会長選には元代表選手の3人や、現職の副会長、弁護士2人、アマチュアサッカーリーグの役員らが名乗りを上げている。(c)AFP