サッカーＪ１・ヴァンフォーレ甲府（ＶＦ）は２日の仙台戦に敗れ、来季のＪ２降格が決まった。

　後藤斎知事は４日、県が整備を検討する総合球技場の計画規模への影響について、「ブレーキがかかるとか、アクセルがかかるということはない」と述べた。県庁内で報道陣の取材に答えた。後藤知事は、総合球技場の事業費や収支見通しを含む基本計画の検討委員会について、年内にも設置する考えを示した。

　知事はＶＦのＪ２降格が及ぼす計画への影響について、観客動員や収入が「当然、減る可能性がある」と指摘。「その点を加味しながら検討委で議論いただきたい」と求めた。

　一方、「Ｊ２を抱える全国の地方球技場でも規模には幅がある」「（アマチュア大会やイベントを含め）全体としてどれぐらいの利用量になるかを考える一部として検討いただきたい」とも語り、総合球技場計画に対する自身の考えは明確にしなかった。知事はＶＦの降格について「残念だが来年に復帰するように頑張ってほしい」と述べた。

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