香川が独紙インタビューで自身のキャリアに言及 「将来のことは分からないけど…」


今夏ドルトムントと2020年まで契約延長 「ここでのプレーには満足」

 ドルトムントのMF香川真司が、ドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」紙のインタビューに応じ、ドルトムントでの現在の立ち位置や将来的な展望を語っている。
今年7月にクラブと2020年までの契約延長を果たした香川は、「ドルトムントでキャリアを終えるのか?」という注目の質問についても口を開いた。

 2010年夏にセレッソ大阪からドルトムントへ加入した香川。
12-13シーズンからマンチェスター・ユナイテッドでの2シーズンを経てドルトムントへ復帰し、ブンデスリーガでのプレーは今季で通算6シーズン目を迎えた。

 リーグ戦出場数は135試合を数え、これまで積み上げた38得点はブンデスリーガにおける日本人選手の最多得点記録となっている。
「(得点記録は)誇らしいこと。だけど、もっと数を増やしていきたいです」と、さらなる向上心を漲らせている。

 香川は今夏、日本で行われた浦和レッズとの親善試合前日の記者会見で、2020年までの契約延長を発表した。
契約を全うすれば31歳までドルトムントでプレーすることとなる。
現地ファンから絶大な人気を誇る香川だけに、インタビュアーからは「ドルトムントでキャリアを終えるのか?」という質問が飛び出したが、
「残念だけど、将来のことは分からないです」と答えた。
「だけど、ここでのプレーには満足しています。ボルシア・ドルトムントは素晴らしいクラブ。だけど責任もある。BVBは成功しなければいけない」と語った。

「彼と同じくらいプレーすることが夢」

 さらに、「どのくらいプレーしたいか?」と問われた28歳の香川は、
「日本の2部には51歳で現役という記録を持っている人がいます。彼と同じくらいプレーすることが夢です。
どうなるかは見てみないと(笑)」と、冗談を交えながら、横浜FCの元日本代表FW三浦知良(実際は50歳)を例に出して語った。

日本代表では11月の欧州遠征メンバーから外れるなど、苦境に立たされている香川。
ドルトムントでも絶対的なレギュラーという立ち位置ではないが、クラブでのプレーには満足しているという。
年齢的にサッカー選手としてのピークと言える時期を迎えている香川は、
ジグナル・イドゥナ・パルク(ドルトムント本拠地)でさらなる名声を手にすることができるだろうか。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171117-00010002-soccermzw-socc