国内FA権の行使を表明した阪神・大和内野手(30)の獲得に動く方針を固めているDeNAが、
最大4年契約の好条件を整えたことが13日、明らかになった。今オフ、球団の“目玉補強”を
成功させるために誠心誠意を尽くす。

 足りない大きなピースを埋めたい−という球団の考えが凝縮された条件提示だ。最大4年の
複数年契約。FA交渉解禁の16日以降に破格ともいえる条件を携え、アタックする構えだ。

 今季、DeNAは二塁手を固定できなかったが、大和の二遊間と外野の守備は鉄壁。両打ちに挑戦した
今季、打率・280をマークした打撃も魅力的だ。ロペス、筒香、宮崎の強力クリーンアップが君臨する
打線のつなぎ役は、是が非でもほしいところ。

 大和と並行して、国内FA権を行使することが明らかになった西武・野上の獲得にも乗り出す。
今永、浜口、石田と先発左腕は豊富だが、年間を通じてローテを守った右腕は井納とウィーランドだけ。
右の先発投手も重要な補強ポイントで、今季自己最多タイの11勝を挙げた野上にもアタックする。

 今年はリーグ3位から、阪神と広島を撃破して日本シリーズに進出。20年ぶりのリーグ優勝が
最大のミッションとなる来季。球団史上でも異例のFA補強に乗り出す。

デイリースポーツ
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