日本ハム・大野奨太捕手(30)が9日、今季取得した海外FA権の行使を表明した。捕手補強を目指す中日が、地元岐阜出身ということもあって獲得に動くのは確実。2001年オフに横浜からFAで中日に移籍し、大活躍した谷繁元信捕手(前監督、現評論家)のような働きを期待してのことだ。ところが、その中日のOBの間から大野獲得に反対の声が噴出している。

 今季の大野は83試合の出場止まりで打率2割2分1厘、3本塁打、13打点、盗塁阻止率0割9分8厘と低調な成績。中日OBたちは、まずそのことを気にしており「日本ハムで大野はほとんど併用での出場で(横浜時代の)谷繁みたいに不動の正捕手ではない。それなのに人的補償が必要なBランクだし、もし代わりの選手を獲られたら、そっちの方が痛い」という。

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