0001江戸領内小仏蘭西藩 ★
2017/11/09(木) 13:21:10.03ID:CAP_USER9https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171108-00010000-sportiva-moto
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「この3年間で初めて、僕らがベストマシンだったと思う」
第18戦・メキシコGPの予選Q1で、トップのルイス・ハミルトンから0.192秒差の5番手タイムを刻んだフェルナンド・アロンソは、予選を終えてそう言った。
「自分たちがどこでどれだけ稼ぎ、(パワー不足による)ストレートでの不利でどれだけ失っているかはわかっている。それを計算すれば、トップのメルセデスAMGより圧倒的に速かったことになるんだ」
アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで、マクラーレン・ホンダは決して遅くはなかった。ただ、「車体はベスト」というのは明らかに言い過ぎだ。冷静なドイツメディアなどからは「本当にそう思うのか?」
と突っ込まれる場面もあったが、アロンソは持論を曲げなかった。それだけ、コーナリングのフィーリングは心地よく、マシンはレスポンスよく走ってくれたのだろう。
しかしQ1で5番手だったのは、10台ものマシンが1回しかタイムアタックを行なわないなか、アロンソは2回目のフルアタックを敢行したからでもある。
メルセデスAMGはQ1こそトップだったが週末を通してマシンに速さがなく、最終的にフロントローに並んだフェラーリとレッドブルはQ1でウルトラソフトより0.6秒も遅いスーパーソフトを履いてアロンソより速いタイムを刻んでいた。
つまり、それだけで実際には彼らと0.6秒以上の差があったことになる。
また、トップチームは温まりの悪いタイヤを考慮して連続アタックができるよう、10kg以上も余分に燃料を搭載して走行していた。ハミルトンもセバスチャン・ベッテルも連続で7周を走り、3回の計測を行なっている。
一方のアロンソは1回計測の3周のみのランを2回繰り返し、ともに燃料をギリギリまで削っての走行だった。10kg重ければラップタイムは0.31秒ほど遅くなるというから、
タイヤの差と合わせれば実際にはトップチームとは少なくとも0.9秒以上のタイムの開きがあったことになる。予選の間に路面状態の向上がほとんどなかったにもかかわらず、彼らのQ3タイムと比べれば1.222秒の差があった。
たしかにパワー不足によって、1.3kmという長いメインストレートでタイムロスを喫したことは事実だろう。ストレートの最高速ではフェラーリと比べても12km/hの差があり、メルセデスAMGとは15.6km/hもの差になった。
しかし車速の推移を見ると、DRS(※)ラインを通過する280km/h付近までは、メルセデスAMGと比べても差はほとんどない。失っているのはストレートの後半だけで、それほど大きなタイム差になっているわけではない。
決勝でもDRSを使うハミルトンをアロンソが何度もブロックしてみせたように、極端なスピード差があるわけではなかった。
※DRS=Drag Reduction Systemの略。ドラッグ削減システム/ダウンフォース抑制システム。
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