9日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)で経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」が銀行から融資金をだまし取ったとされる事件で、詐欺などの容疑で逮捕された社長の山田千賀子容疑者(67)の人物像などを特集した。

 スタジオでは今回の事件で被害にあった方々を思いやるコメントが続き笠井信輔アナウンサー(54)が「忘れちゃいけないのが、入社5日前に内定取り消しになった50人の若者達ですよ」とコメントした。笠井アナによると、この件を受けて大手弁護士事務所が試験なしで採用する方針を掲げたが、この事務所は過払い金の広告が問題となり業務停止となり、てるみくらぶからこの弁護士事務所に入った人がいれば「踏んだり蹴ったりでかわいそうですよ」と思いやった。

 これに社会学者の古市憲寿氏(32)が「もともと見る目がなかった学生だったから、てるみくらぶを選んだ時点で」とコメントするとスタジオは騒然。梅津弥英子アナ(39)が「ごめんないさい。今、ちょっと怒りがわきました」と突っ込めば、これまでまったくコメントしていなかった海老原優香アナ(23)も「内定取るために死にものぐるいで学生は本当にやってて」と訴えた。

 古市氏が集中攻撃を浴びるあまりの白熱に小倉智昭キャスター(70)が「古市名指しで、ネット炎上してください」とまとめていた。

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