日本音楽著作権協会(JASRAC)は11月8日、映画音楽の上映使用料を大幅に引き上げる方針を明らかにした。
現在1本あたり18万円の定額制としている外国映画について、興行収入の1〜2%を映画館から徴収する形に改め、
将来的には邦画も同様の契約に変更することを目指す。名画座などでのリバイバル上映からも新たに徴収する意向で、
劇場側は「つぶれる映画館が出かねない。死活問題だ」と反発している。


JASRACが映画音楽の徴収強化へ 福井健策弁護士の見解は

著作権法は上映権について「著作者は、その著作物を公に上映する権利を専有する」(22条の2)と定めており、
「上映」には「映画の著作物において固定されている音を再生することを含む」(2条17項)。

JASRACはこうした条文を根拠に映画音楽の使用料について規定を定めており、映画館の全国組織である
「全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)」との間で契約を結んでいる。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171108-00010003-bfj-ent
【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】

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