何とも違和感のある胴上げだった。
4日の日本シリーズ第6戦で延長11回の激闘の末にDeNAをサヨナラ勝ちで下し、日本一が決まった直後に工藤監督は歓喜の輪の中で7度宙に舞ったが、
指揮官に視線を向けたり体を支えていた選手はサファテやバンデンハーク、デスパイネの助っ人勢に、
主将の内川、松田、長谷川勇、和田ら10人程度。それ以外はセンター方向に“カメラ目線”を送り、指揮官には背を向けていた。
対照的に選手会長の長谷川勇を挟んで3番目に行われた鳥越内野守備走塁コーチの胴上げでは、ほぼ全員の視線と体が主役に向いていた。

最近では見慣れた光景でもあるが、そもそも選手がセンターのカメラを意識して指揮官の胴上げに背を向けるようになったのは、
1987年の日本シリーズで巨人を下した西武の工藤が最初とされている。
チーム一丸となって優勝を勝ち取ったことを象徴する儀式で、バラバラな行動を取ることはいかがなものか…。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171106-00000034-tospoweb-base
11/6(月) 16:45配信

https://amd.c.yimg.jp/im_siggbwVA_3kkoytEz8M8pgwaew---x317-y400-q90-exp3h-pril/amd/20171106-00000034-tospoweb-000-2-view.jpg
工藤監督(写真上)と鳥越コーチ(写真下)の胴上げ。この違和感は…