浜松市中区の浜松市立高1年の男子生徒(16)が5月、サッカー部のランニング練習中に熱中症で倒れ、約5カ月後の10月31日に入院先の病院で死亡したことが1日、分かった。

同校によると、5月21日朝、学校を出発し近くの湖を1周するランニングに参加。約50分後、学校まで約200メートルの地点で倒れ意識不明になり、病院に運ばれた。
その後、会話ができるまで回復したが、腎臓や肝臓の機能は低下したままだった。10月31日朝に入院先の病院で死亡した。

 顧問の教諭は、各自のペースで走るように指示をしていたという。気象庁によると、倒れた当時の浜松市の気温は27・5度だった。同校の後藤昌英副校長は「部活中の事故なので責任を感じている」としている。


http://www.sankei.com/smp/affairs/news/171101/afr1711010036-s1.html